おおはらい のりとへ ようこそ あなたは 人目の訪問者です。

0.1.2.3.4.5.6.7.8.9.10.11.12.13.14.15.16.17.18

「高山之末[たかやまのすえ]短山之末[ひくやまのすえ]より、佐久那太理[さく

なだり]に、落多支都[おちたぎつ]、速川[はやかわ]の瀬坐[せにます]、

瀬織津比賣[せおりつひめ]と云神[いふかみ]、大海原[おおうなばら]に持出

[もちいで]なば、荒塩之塩[あらしほのしほ]の八百道[やほじ]の、八塩道

[やしおじ]塩[しほ]の八百会[やほあひ]に座[ま]す、速開都比賣[はやあきつ

ひめ]と云神[いふかみ]、持可可呑[もちかかのみ]tむ。如此[かく]可可呑

[かかのみ]ては、氣吹戸坐[いぶきどにます]氣吹戸主[いぶきどぬし]と云神

[いふかみ]、根国底之国[ねのくにそこのくに]に、氣吹放[いぶきはなち]てむ。

如此[かく]氣吹放[いぶきはなち]ては、根国底之国[ねのくにそこのくに]に

坐[ます]、速佐須良比賣[はやさすらひめ]と云神[いふかみ]、持佐須良[もち

さすら]ひ失[うしなひ]てむ。如此[かく]失[うしなひ]ては、自今日始[きょう

よりはじめ]て、罪[つみ]と云[い]う罪[つみ]は不在[あらじ]と、祓給[はらい

たま]ひ、清給事[きよめたまうこと]を、諸[もろもろ]聞食[きこしめせ]と宣

[のる]。」


 氣吹戸[いぶきど]とは、人体[じんたい]においては肺臓[はいぞう]、地球

[ちきゅう]においては風輪帯[ふうりんたい](気体[きたい]の圧縮[あっしゅく

]された中心部[ちゅうしんぶ])あって、血液[けつえき]を清浄[せいじょう]に

する、すべての要素[ようそ]を新鮮[しんせん]にする働[はたら]きの場[ば]です。

 根国底之国[ねのくにそこのくに]とは、一番[いちばん]の根源[こんげん]、

人体[じんたい]では心臓[しんぞう]、地球[ちきゅう]では中心部[ちゅうしんぶ]。

 氣吹戸[いぶきど]の神[かみ]とは、氣[き](いのち)を吹[ふ]き込[こ]む働

[はたら]きの神[かみ]。血液[けつえき]を清浄[せいじょう]にするのも、すべて

を新生[しんせい]させるのも、その一[ひと]つの働[はたら]きです。

0.1.2.3.4.5.6.7.8.9.10.11.12.13.14.15.16.17.18