ありがとうございます 神書 7-54

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真実の祈りで運命は自在に変貌する


 真実の祈りとは、神さまの御心に波長を合わせ、新たなる全徳の無限の無限の輝きを感受することです。真実の祈りには、絶大なる力が在るのです。運命を自在に支配できるのです。地獄を極楽に、一瞬に変貌させられるのです。七難即滅、七福即生の力なのです。この真実の祈りを、祈れる自分・祈る自分こそが、本当の自分・本心の自分なのです。祈れる自分・祈る自分に成ることが、本心の自分に戻ることなのです。本心の自分に戻った時に初めて、正しい人生の目的が明らかになって来るのです。本心の自分は、祈ることによって、神さまの御心を感受し、それを現実化して、至福の地上天国を建設することができるのです。本心の自分に戻った時にのみ、正しい人生の目的が定まるのです。そして無限の無限の幸せで一杯の、真に生き甲斐の有る人生を送ることができるのです。業想念の心(五欲・煩悩)に操られ、自我の心を生きている間は、運命の奴隷です。だから七難八苦に脅え続けることになるのです。




 真実の祈りを祈れる自分になる為には、真剣な・命懸けの『祈りの練習』が必要です。本心の自分に戻りたいという切願さえあれば、必ず誰でも本心の自分に戻れるものです。ただ業想念の惰性に流され、運命の奴隷状態を甘受しているようでは、永遠に本心の自分には戻れないのです。常に自分の自由意思を、ハッキリとさせるとこが必要です。祈れる自分・祈る自分に成るのだという、真(まこと)の目的をハッキリさせれば、後は自分のすべてを、それに集中させるだけです。分散している力を、一点(一つの目的)に集中すれば、大きな成果が直ぐに得られるのです。一番大事な・必要なことに、自分のすべてを絞り込んでゆけば、切願は必ず成就するのです。本心の自分を輝かせるのだという、切願を起こし・保持し続ければ、救済の神々の大きな助けを受けて、不可能も可能に成るのです。すべては自分の自由意思によって、決定されるのです。自分が運命を支配しなければ、誰でも運命の奴隷に陥るのです。




 『祈りの練習』には、『祈り言葉』を一心に唱える感謝行と、神さまの為に全力で奉仕する報恩行の、二つの柱があるのです。どちらの行も上達の為には、必要不可欠の大事な要素です。救済の神々の大きな助けを受け、本心開発を速やかに促進する為には、次のような点に留意することが大切です。




 

 ①神さまに心を向けること(神さまへ・神さまの為に)。




 ②真剣になること(一心に・全力で)。




 ③神さまの絶対の愛を信じ切ること。




 ④本心の自分をしっかりと生きようとすること。





 ⑤絶対他力の助けは積極的に受け、活用すること。




 ⑥先達・同志・の助け合いの輪の中に自分を置くこと。




 ⑦常に天の自分・救う側に自分を置くこと。




 ⑧すべてを光一元に仰ぎ見る、最高のプラス思考に徹すること。