ありがとうございます 神書 7-46

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本当の満足が得られないのは業想念の心だから


 感謝一筋に生きれば、必ず本心は大きく光輝くのです。業想念の心(五欲の心)は、本当の自分の心では無いのです。業想念の心(自我の思い・願い)を満足させても、本当の幸せ・喜び・安らぎは、決して得られないのです。本当の自分とは何かを、今一度しっかりと、把握しなければならないのです。業想念の心を生きても、本当の満足が得られないのは、偽の心だからです。本心の自分に戻らない限りは、永遠に迷い続けることになるのです。本心の心の自分とは、心の内奥から湧き上がる、無限の無限の感謝の心です。新たなる全徳の無限の無限の輝きを、感受できる自分です。この本心の自分に戻る為に、感謝の練習が必要なのです。『ありがとうございます』という『祈り言葉』を駆使して、本心の自分に戻り、本心の自分を引き出し、本心の自分を輝かせるのです。




 本心の自分を生きるということは、感謝一筋に生きることです。本心の自分をしっかりと生きていたら、業想念の心に陥ることは無いのです。今の一瞬一瞬を、真心込めて感謝し続ければ、本心の自覚が深まって来て、本心の心が輝いて来るのです。本心の心の自分は、すべてを感謝一筋に受けてゆけるのです。この世の七難八苦に対しても、心の中に蓄積された本当の七難八苦を、万分の一以下に軽減して、消し去って下さっているのだと、深く感謝し、大きく喜べるのです。本心開発は先ず、心に蓄積された業想念を、消し去ることから始まるのです。この世の七難八苦は、守護の神霊の加護によって、業想念が大きく消し去られた時の燃えかすです。だから万分の一以下に軽減された姿なのです。大難を小難にして下さっているのです。地獄の苦痛と比較すれば、万分の一以下、億分の一以下の軽さなのです。本心の心(謙虚な心・感謝の心)の自分であれば、感涙に咽ぶ程に喜べるのです。だからこの世の七難八苦を、不平不満不足に思うことは、決して無いのです。ただただ感謝一筋に受け切ってゆけるのです。




 感謝の心が深くなれば、必然的に神さまへの奉仕(恩返し)の為に、自分のすべてを捧げ尽くしたくなるのです。億分の一の恩返しもできないけれども、自分のすべてを捧げ尽くして、大恩に報いようとするのです。神さまの御心を汲み取って、謙虚に・素直に、全力を尽くして、奉仕しようとするのです。神さまの御心を正しく感受する為に、一心不乱の『祈りの行』が始まるのです。神さまの御心のままに、神さまの御心に適った、正しい生き方になるように、真剣な『祈りの行』が最優先されるようになるのです。先ず祈りに祈って、祈り続けながら、神さまの御心を正しく感受して、最も必要なことから順番に、全力を尽くして奉仕するようになるのです。神さまへの絶対奉仕に生きる自分が、神我一体となり、新たなる全徳の無限の無限の輝きで一杯に成るのです。