ありがとうございます 神書 7-37

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神さまの御心を生きる


 神さまの御心を生きるのが、本当の正しい生き方です。神さまの御心は、一瞬一瞬新たに新たに、新生して来るのです。無限億万分の一秒という短い時間で、新生して来るのです。だから常に新たに新たに、神さまの御心を受け直してこそ、より正しい生き方になるのです。過去を掴み、過去に囚われたら、その分だけ正しい生き方から遠くなるのです。本心の自分は、常に新たに、神さまの御心を受け直そうとすることによって、より正しい生き方ができるのです。業想念の自分は、いつまでも過去を掴み続けて、正しい生き方から、どんどん遠ざかるのです。本心の自分は常に、正しい生き方をしているのです。業想念の自分は常に、間違った生き方をしているのです。本心の自分は、より正しい生き方になってゆくのです。業想念の自分は、より間違った生き方になってゆくのです。




 本心の心で正しいと判断することは、本当に正しいのです。業想念の心で正しいと判断することは、すべて間違っているのです。本心の心と業想念の心とは、価値判断は全く正反対なのです。本心の心の立場から見れば、業想念の心の判断は、すべて間違っているのです。しかし業想念の心に陥っている時には、そのことに気付かないのです。業想念の心にとっては、自分に都合の良いものが正しいのであり、自分に都合の悪いものが間違いなのです。業想念の心を生きている限りは、自分がどんなに正しい生き方をしていると思っても、マイナスを積み重ねるだけで、間違った生き方をしていることになるのです。だから自分が不幸になった時に、何も間違ったことをしていないのに、どうして不幸になるのだろうと、愚痴をこぼすことになるのです。




 本心の心をしっかりと生きて、正しい生き方をしていたら、必ず幸せは根本からどんどん大きくなって来るものです。もし幸せが大きくなって来なかったら、どこかに間違いがあるのです。それは本心の心を生きるのを忘れて、業想念の心に陥っている点です。プラスのみを相手にして、プラスのみを吸収する、本心の心の生き方であれば、必ず幸せは大きくなって来るのです。ところが業想念の心に陥れば、マイナスを相手にして、マイナスを吸収することになって、自分の今持っている幸せまでも、消し去られてしまうことになるのです。無防備に業想念の心を生きるから、マイナスのみを見て、マイナスにのみ思って、自分の心にマイナスを増やすことになるのです。




 本心の心をしっかりと生きれば、プラスのみを見て、プラスにのみ思って、自分の心にプラスを増やすことができるのです。




 他に甘えて怠ける者は、過去の惰性(運命)に身を任せて、業想念の奴隷に陥るのです。全力を尽くして働く者は、神さまの新たな全徳の無限の無限の輝きを受けて、本心を輝かせ、運命を自在に支配することになるのです。