ありがとうございます 神書 6-44

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『働く』ことは神さまの助けを受け入れること


 『働く』ということが、神さまの助けを大きく受け入れていることなのです。謙虚に・真剣に・喜び勇んで、『働けば働くほど』神さまの力が湧き上がって来るのです。




 神さまの御用に使っていただくことが、神さまのお手伝いをさせていただくことが、本当の働きなのです。




 神さまは常に、すべてに無限の無限の幸せを与えようとしているのです。そのお手伝いをすることが、神さまの無限の助けを受け入れることになって、神我一体の自覚を深めていただけるのです。




 『働き』には、「肉体的な働き」・「精神的な働き」・「霊的な働き」の三つがあるのです。


 布施行(自分の一番大事なものを、報いを求めないで与え尽くす)にも、財施・法施・無畏施の三つがあるのです。


 肉体的な働き・財施は、身を粉にして働くことであり、またそれによって得たものを、他の幸せの為に与え尽くすことです。


 精神的な働き・法施は、真理を学ぶことによって、心の幸せ・喜び・安らぎ等を体得し、それを自然に他に波及することであり、また真理そのものを他に伝えることです。
  

 霊的な働き・無畏施は、神さまとの一体感を深める為の、『感謝の真祈り』を祈ることです。そして自他共に真実の『安心立命』が得られるように、神さまの最高のお手伝いをすることです。




 「肉体的な働き」には限界があるのです。しかし「精神的な働き」は、肉体的な働きの万倍以上の働きにもなるのです。「霊的な働き」は、肉体的な働きの億倍以上の働きにもなるのです。従って自分の働きを大きくする為には、真理の学習と祈りの実行が大切になるのです。『ありがとうございます』と感謝一筋に生きて、霊的・精神的・肉体的な三つの働きを、調和した姿で拡大させてゆくことが大事なのです。




 『働き者』は、極楽への道を歩んでいるのです。『怠け者』は地獄への道を歩んでいるのです。働くほど貸しが増えるのです。利息が付いて、貯金が増えるのです。また神さまの無限の徳も受け易いのです。さらに働きが大きくなって、自然に極楽に近づいてゆくのです。怠けるほど借りが増えるのです。利息が付いて、借金が増えるのです。借り即ち業想念が心に蓄積されて、その重荷・縛りを受けて、益々怠けることになるのです。また業想念の奴隷に陥れば、神さまの助けを拒絶することになるのです。だからこの世でも七難八苦で一杯になり、地獄への道を転がり落ちることになるのです。恐怖心・精神的苦痛・この世の不如意を解消する為には、先ず借りを減らすことが必要なのです。




 マイナスへの傾向をプラスへ向け変える為には、神さまの助けが絶対に必要不可欠なのです。神さまの助けを受ける為には、『真剣さ』が絶対条件です。




『いのちがけ』で神さまに縋らなければ、まだ自分の自由意志はマイナスへ向いていることになるのです。