ありがとうございます 神書 6-30   無限の知恵が無限に無限に一杯!

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『神さま! ありがとうございます』という言葉


 神さまの本当の助けというのは、一瞬一瞬新たなる全徳の無限の無限の輝きとなって、常に常に与え続けられているのです。太陽の無限億万倍以上の大光体となって、光よりも速いスピードで、大瀑布となって降り注いでいるのです。それなのにこの真実に気付かないのは、神さまに心を向けることを忘れ、古い波にしがみつき、過去の残像に浸っているからです。




 神さまに心を向ける為には、『神さま! ありがとうございます』という言葉を駆使することです。言葉は心の向きを決定するのです。言葉は心の中心核です。言葉通りに、心は定まるのです。神さまに心を向け続け、真剣に神さまを呼び続けたならば、必ず神さまは現れてくださるのです。自分自身が本当に神さまを必要とし、真剣に神さまとの対面を願っているならば、神さまは喜んで出て来てくださるのです。




 ところが人には自由意志が与えられていて、自分の思い通りに・願い通りに生きたいという時には、神さまは奥に引っ込むしか無いのです。強制的に現れることは、決して無いのです。必ず人の自由意志を尊重して、その生き方を最優先してくださるのです。少しでも自我の思い・願いを出せば、神さまは奥に引っ込むのです。神さまが奥に引っ込めば、光明が消えて、闇となるのです。明るい方から暗い方へ向く時、環境は常に自分の心を写す鏡になるのです。




 『神』とは、「カクリミ(隠り身)」絶対の神、「カゴリミ(仮凝り身)」創造の神、「カガリミ(輝り身)」統一の神、「カケリミ(翔けり身)」自在の神、「カギリミ(限り身)」限定の神、の総称なのです。唯一無二の絶対者のすべての働きを総称するのが、この『神』という言葉なのです。




 『ありがとうございます』とは 「あ」(絶対・本源・光源・光)、

 「り」(螺旋状に放射され組合わさる)、

 「が」(輝きに輝く、無限に無限に輝く)、

 「とう」(相対のすべてが十字に組合わさり、大調和する)、

 「ご」(凝り固まって、凝り固まって。物質化して、物質化して)、

 「ざ」(光・命がさらさらと流れる)、

 「い」(いのちが輝いている・躍動している)、

 「ま」(完全・完璧)、

 「す」(絶対へ戻る)、

 「ます」(弥増しに増す)、

   という意義です。だから神さまの働きのすべてを総称する言葉なのです。

 『神』と『ありがとうございます』とは、同義の言葉です。『神さま! ありがとうございます』と心に唱え続ければ、神さまのすべての働きを感受し、神さまと一体化するのです。唯一無二の、すべてのすべてなる、本物の神さまとの一体の自覚が、自然に与えられる、神秘不可思議な言葉なのです。