ありがとうございます 神書 6ー3    無限の知恵が無限に無限に一杯!

神書目次へ

与えるほどに大きくなる幸せ


 与える心を生きる者は、弥栄に栄え、極楽に住むことができるのです。与えれば与えるほど、幸せは大きくなって返って来るのです。報いを求めないで与えたものは、必ず利息が付いて、大きくなって与え返されるのです。この原理は、この世においても・あの世においても・神さまの世界においても、すべてに通用するものです。




 この世において、自分の与えたものが、他から与えられたものより多ければ、与える心を生きたことになるのです。




 与える心を生きる為には、少なくとも三人前以上の働きが必要になるのです。




 ①過去(過去世)の借金返しの為に、




 ②他に迷惑をかけないで自立する為に、




 ③余力をもって他を助ける為に、どうしても三人前の働きが必要なのです。




 ①過去(過去世)の借金返しとは、親孝行や子供の養育のことです。子供は過去世の恩人です。だから自分の身を削ってでも、尽くさせられるのです。




 ②他に迷惑をかけないで自立するとは、自分の生活に必要なものを与えられたら、それに見合うだけのお返しをすることです。




 ③余力をもって他を助けるとは、能力を高め・仕事を迅速化し・働く時間を増やし、実質的な仕事の質と量を拡大して、余力を生み出して他を助けることです。




 与える心を生きるようになれば、本心の心が輝いて来るのです。与えられる量よりも、与える量が少なければ、借金の心・業想念の心に陥るのです。




 業想念の心から本心の心に戻る為には、粉骨砕身・身を粉にして働くことが、本心の自覚の無い人にとっては、一番の方法なのです。世の為・人の為に、真剣に働くことが、与える心を生きる為には、絶対に必要なことなのです。




 本心の自覚が少しでも出て来れば、あの世との交流・神さまの世界との交流によって、幸せはどんどん大きくなってゆくのです。




 先祖供養や守護の神霊への感謝によって、あの世との交流を密にしてゆけば、大きな加護が受けられるのです。神さまの世界は、一瞬一瞬新たなる、全徳の無限の無限の輝きで一杯の世界です。神さまの世界との交流とは、一瞬一瞬、自分のすべてを神さまにお返しして、すべてを神さまから受け直すことです。




 一切の報いを求めない、純粋な報恩(恩返し)の心で、神さまに対して、自分のすべてを捧げ尽くしてゆくことが、与える心の極致を生きることになるのです。至忠至孝至悌の心で、神さまへの絶対奉仕に生きることこそが、真実に与える心を生きていることになるのです。この生き方になってこそ、無限の無限の幸せで一杯になるのです。一日も早く、一刻も早く、この真実の生き方に戻ることが大事なのです。神さまの御心をこの世に現す為に、神さまが何を願い・何を必要としているかを、しっかりと察知して、率先垂範して実践躬行することが、真実の与える心を生きることなのです。