ありがとうございます 神書 3-50  無限の安らぎが一杯!

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大光明燦然と輝いている太陽


 『天照大御神 今・ここに在します』が故に、『みんな新たなる全徳の無限の無限の輝きで一杯! 一切は至善至美至妙完全円満完璧大調和!』なのです。真理であり、宇宙の真相です。宇宙絶対神は、一瞬一瞬新たに新たに、最高表現なる御姿を、即ち全徳の無限の無限の輝きを、天照大御神として、顕現し続けているのです。無限分の一の模型として例えれば、ちょうど太陽が大光明燦然と輝いているようなものです。目を開けて、しっかりと太陽を見つめれば、その事実は明白です。ところが目を閉じたり、眠ったりしている時には、その真実の姿に気付くことはできないのです。目を閉じて、自分勝手なことを想像したり、眠りの中で、悪夢にうなされているようなものです。夢・幻を真実と錯覚する状態に陥るのです。




 天照大御神を実感する為には、本心の目覚めが必要です。そして本心の心の目を、しっかりと見開くことが、大切なのです。即ち本心の心・感謝の心を呼び起こし、感謝の対象を具体的に数え上げて、しっかりと確認してゆくことが大事なのです。


 常に間断無く、天地は一新し、万物は新生しているのです。新たなる『今・此処』には、調和は無限に満ち渡っているのです。喜びの賛歌で一杯!なのです。目ある者は見よ! 耳ある者は聴け! 荘厳極まり無き宇宙を! 神秘極まり無き大自然の営みを! 尊厳極まり無き神の御姿を! 万物が歌う無限の喜びの賛歌を! 渦巻く嵐のような感動の声を!




 感謝の心を呼び起こし、具体的に感謝を積み重ねることによって、本心の感謝の心が引き出されて来るのです。


 本心の感謝は、湧き上がってくる感謝です。最初は努力と忍耐が必要です。だんだんと自然に湧き上がる感謝に置き換わって来るのです。


 感謝を積み重ねなければという状態から、感謝せずにはおれないという状態に変化して来るのです。


 最初の頃の感謝は、心の向きを感謝の源に向け変える為のものです。


 心の向きが感謝の源(天照大御神)に向くようになれば、心の奥から自然に湧き出て来る、感謝の心に気付くようになるのです。ちょうど太陽に目を向けたら、太陽から放射されている光線に気付くようなものです。


 感謝の心は、天照大御神から放射されている、本心のひびきです。




 感謝の心には本来、天照大御神の最高権威の力が宿っているのです。感謝は光であり、その光には業想念を消し去る威神力が備わっているのです。




 業想念(七難八苦の心)の奴隷状態から脱却する為の一番の方法は、努力して感謝の心を呼び起こし、辛抱して感謝を積み重ねることなのです。そして天照大御神(浄めの最高権威)の威神力によって、業想念を速やかに大きく消し去っていただくことです。それによって天照大御神と一体の自分に気付かせていただけるのです。