ありがとうございます 神書   3-41 無限の無限の安らぎが一杯!  

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業想念を消し去るということ


 感謝一筋に生きている人にとっては、一切「問題」は存在しないのです。何か問題を抱えているというのは、その人の心の中に、感謝一筋になりきれない、何かが存在しているのです。それは感謝一筋の本心と正反対の心が、即ち引っ掛かる心・業想念・煩悩・五欲・迷いが、心に残っているということです。どんな問題を解決するに当たっても、その問題の根本となっている、業想念を消し去るということが大切なのです。





 この世の問題はすべて、自分の心の中に存在している業想念が、環境という鏡に写し出されているだけなのです。心に残っている業想念を消し去ることを忘れて、表面だけの浅い一時的な解決を図っても、同じような問題が繰り返し出てくるものです。問題の根を抜き取らなければ、何回でも芽を出して大きくなってくるようなものです。本心の心であれば、常に無限の無限の幸せで一杯!です。業想念の心は、七難八苦の心・不幸な心・問題そのものの心です。だから心に業想念が残っていると、また問題が残っているということになるのです。一切の問題が解決された状態というのは、本心の無限の無限の幸せで一杯!という状態になった時です。




 どんな問題(心の引っ掛かり)を解決する場合も、その根本解決の鍵は、自分の心の中にあるのです。自分の心の中にある問題(業想念)を消し去ることによって、本当の解決が得られるのです。心の中の汚れ(業想念)をそのままにして、心を鏡に写せば、その汚れが鏡の何処かに永遠に写し出されるのは、当然の理です。環境という鏡は、自分の心を写し出してくれる、便利な道具なのです。それによって自分の心の汚れを知ることができるのです。そしてその汚れに感謝の光を当てることによって、その汚れを消し去ることができるのです。業想念(汚れ)とは、感謝を忘れた時に生ずる闇の心です。




 闇は光を当てることによってのみ、消し去ることができるのです。業想念(闇の心)は、感謝の心(光の心)になった時に消え去るのです。自分自身が闇の心のままでは、幾ら闇を消そうと闇と戦っても、決して闇を消すことはできないのです。だから自分自身が先ず、光の心・本心の心・感謝の心に戻ろうとしなければならないのです。その為には、神さまに向かって、『一心不乱に感謝し続ける』ということが必要なのです。




 神さまに向かって、一心不乱に感謝し続けることによってのみ、神さまの光を受け・吸収し・自分のものとすることができるのです。その時に自分の心は明るく輝いて、業想念(闇の心)が消し去られ、どんな難問題も、太陽の前の霜のように融け去って、解決するのです。感謝の心・本心の心・光の心になりさえすれば、一切の難問題(心の引っ掛かり)は消え去るのです。一心不乱に神さまに感謝し続けること、これのみが一切の問題解決の鍵なのです。