ありがとうございます 神書 3-40   無限の無限の安らぎが一杯!

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感謝三昧の境地


 感謝を深めてゆくこと・本心の自分を輝かすこと・悟りを開くことが、人生の真(まこと)の目的です。感謝の心が、本心の自分です。感謝が深くなるのに比例して、本心の自分は輝きを増すのです。また本心の自分の輝きに比例して、感謝は深くなるのです。本心の自分の最高に輝いた状態が、無限に無限に深い感謝の状態です。感謝三昧の境地こそが、真実の悟りを開いた状態なのです。




 感謝を深めてゆくということは、今自分の感受している幸せな状態の中身を、もっと光輝いたものとして受け直すことです。神さまから新たに新たに受け直すことによって、神さまの光がどんどん加わってくるのです。外見は同じでも、中身が変化してくるのです。感謝に比例して、中身が光輝いてくるのです。無限の無限の輝きを感受できた時に、神さまを発見したことになるのです。




 感謝を深めることを忘れて、業想念の心に陥った時は、どのような生き方をしても、神さまを発見することは不可能です。仮にすべての物事が自分の思い通りになったとしても、それは決して真実の幸せでは無いのです。感謝を深めることによって手中にできる、無限の無限の幸せと比較すれば、そのような自己満足の幸せは、全く無に等しいものです。自分の思い通りに生きようとするのは、業想念の奴隷に陥っている状態です。それは間違った生き方なのです。思い通りにならない時が必ずやって来て、四苦八苦するようになるのです。思い通りになって喜んでいるのは、偽の幸せを掴んでいるのです。その間違いに気付かせる為に、四苦八苦が在るのです。




 感謝を深めてゆく為には、正しい受け方を、自分なりに発見してゆかなければならないのです。その受け方の参考例を、幾つか列挙してみましょう。




 

 ①過去世に積み重ねたマイナスの想念行為は、雪だるま式に膨らんで、無限に近いものになっている筈です。法則通りならば、地獄の苦しみを永遠に味わい続けなければならないものです。それなのにこんなに幸せにしていただき、ありがとうございます。




 ②この世の一生が七難八苦の連続であっても、無限に近い業想念を精算する為のものであれば、万分の一以下の軽い苦しみに免除していただいたものです。こんなに軽くしていただいて、ありがとうございます。




 ③地獄から救い上げていただくのは、何億年に一回のチャンス、何億人の順番待ちであるのに、こんなに早く地獄から救い上げていただいて、ありがとうございます。




 ④宇宙の大法の教えに触れ、正しい祈りを実行させていただけるというのは、無限の年月を待ち続け、無限の順番を待ち続けても、この上なく有り難いものです。それなのにそのチャンスを、こんなにも早く与えられたということは、無限の無限の感謝を捧げてもまだ足りないものです。