ありがとうございます 神書 3-32  無限の無限の安らぎが一杯!

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感謝の心になる


 『感謝の心になる』ということが、無限の無限の幸せを感受する為の、必須条件です。想念感情の心で、あれこれと思い、色々と願って、仮にその通りになったとしても、その幸せは、小さな小さな自己満足の喜びに過ぎないものです。


 神さまが与えて下さっている本当の心とは、本心の感謝の心です。いつどこにあっても、常に無限の無限の幸せを感受できるところの、感謝一筋の心です。




 人生の真実の目的とは、『悟りを開く』ことです。

 即ち本心を開発(絶対の世界の扉を開き、本心を引き出して、この世で無限の無限の幸せを感受できるように、本心の感謝の力を発現させる)して、この世に感謝の花を、無限に無限に咲かせることなのです。




 絶対の世界には既に、感謝三昧の本心の自分が、厳然と存在しているのです。その無限の無限の感謝で一杯の自分を、この世(相対の世界・表現の世界)において、表現しようとしているのです。


 本心の自分は、絶対の世界においては、既に悟っているのです。


 神さまと一体の自覚を持ち、感謝三昧の心・無限の無限の感謝そのものの心に、成り切っているのです。


 その本心の自分を、この世に最高に表現することが、『悟りを開く』ことなのです。それはちょうど花の生命が、この世に種蒔かれて、芽を出し、成長し、蕾を付け、花開くのと同じです。


 先ず感謝の心を呼び覚まし、一歩一歩着実に、感謝を積み重ねて、感謝の大木に育て上げ、無限の無限の感謝の花を咲かせてゆくのです。




 感謝の無い人生は、無に等しいものです。折角神さまが、一瞬一瞬新たに、無限の無限の幸せを、与え続けて下さっているのに、本心の自分(感謝の心)は眠り続けていて、その幸せを味わうことができないでいるのです。無限の無限の幸せを、本当に味わい続けることができてこそ、価値有る人生なのです。




 全大宇宙は、神さまの全徳の表現であり、無限に無限に素晴らしい、完璧なる表現です。


 一瞬一瞬新たに、移り変わるすべての姿は、宇宙大劇場における名演技であり、一大交響楽の妙なる調べです。


 本心の感謝の心を呼び起こして、感謝し続けてゆけば、すべてに無限の絶対価値を見出して、いつどこに置かれても、無限の無限の幸せを、味わうことができるようになるのです。


 何事も感謝の心で観てゆけば、真実の価値を見出すことができるのです。本心の自分を忘れ、感謝することを怠っていては、どんな生き方をしても、業想念の奴隷です。それでは幸せを手にするどころか、逆に七難八苦から逃れることもできなくなってしまうものです。




 あれこれと考え、思うことは、本心の感謝一筋の生き方とは、異なるものです。この世的な計らい心を捨てて、感謝一筋の生き方になってこそ、無為にして為す生き方・神智に導かれた生き方・無限の無限の幸せで一杯の生き方となるのです。