ありがとうございます 神書 3-3   無限の無限の安らぎが一杯!

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全大宇宙は一大調和のパノラマ


 全大宇宙のすべてのすべては、一瞬一瞬新たに新生し、宇宙絶対神の全徳の無限の無限の輝きをもって、光一元に一大統一され、一大調和しているのです。即ちマイナスの極からプラスの極に至る、光一元の無限の無限の段階の妙趣ある表現となっているのです。全相を把握し、全体を達観すれば、全大宇宙はそのままで、一大調和のパノラマです。




 十界(地獄界・餓鬼界・畜生界・修羅界・人間界・天上界・声聴界・縁覚界・菩薩界・仏界)はそのままで、宇宙絶対神の全徳が、無限の無限の輝きをもって、光一元に表現されている最高傑作なのです。十界は、本心が種蒔かれ・発芽し・成長し・花開き・実を結ぶ、その成長過程のすべてを表現しているわけです。人は各々の立場から、神さまに代わって、神さまの宇宙創造の無限の無限の素晴らしさを、心ゆくまで味わい尽くす役目を与えられているのです。それで肉体・幽体・神体という探査機に乗って、それぞれの界に入って、詳しく観察し、心ゆくまで味わい尽くそうとしているわけです。




 全大宇宙には同じものは何一つとして無く、同じことは二度と繰り返されていないということが、はっきりと判る位でないと、十分にその表現を味わい尽くしたとは言えないのです。部分部分の素晴らしさを、十二分に味わい尽くせてこそ、全体を総括し、その無限の無限の素晴らしさを、真実に味わい尽くすことができるのです。神さまの最高表現・最高傑作を、真実に味わえる自分になることが、人生の最高の目的であり、最高の生き甲斐であり、最高の幸せ・喜びなのです。




 神さまは本心の自分に対して、最も必要な勉強を、最も相応しい方法で、的確に与え続けて下さっているのです。常に全体の中のどの部分を、今勉強しているのであるかを自覚していれば、部分に巻き込まれて自分を見失い、苦しむようなことは決して無いのです。ここで言う勉強とは、どのような表現にも、光一元に眺めて、大きなプラスを見出してゆくことです。大きなプラスを見出してゆくことが、その表現を味わい尽くしたことになるのです。プラスを多く・大きく発見してゆくことが、真(まこと)の勉強なのです。




 神さまを・自分を正しく知るということは、プラスのものを無限に無限に多く・大きく発見してゆくことなのです。どれだけ多くの・大きなマイナスを発見しても、神さまを・自分を知る勉強にはならないのです。何故ならば神さまは・真実の自分は、無限の無限のプラスそのものであるからです。プラスを多く・大きく見出してゆくことによって、本心の自分は輝きを増し、よりプラスの多い・大きな界へと、自然に移行してゆくのです。プラスを多く・大きく見出すことが、悟りの大きさ・深さにも比例しているのです。プラスを見出し、褒め讃え・感謝し・喜ぶという生き方は、悟りへの易行道なのです。