ありがとうございます 神書 3-28    無限の無限の安らぎが一杯!

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救済の神さまの助け


 「逆鱗に触れる」(竜の顎の下の逆さの鱗に触れると、怒ってその人を殺すという故事から、絶対にしてはならないことの譬え)ようなことは、救済の神さまに対しても、決してしてはならないのです。ところが無知の故に、救済の神さまのご機嫌を損ねるようなことをして、救済の神さまの助けを受け損なっている人も多いのです。救済の神さまの助けというものは、一心に感謝し続けてこそ、大きく受けられるものなのです。




 救済の神さまは、助けを願う前から、深い愛の心で守りに護って下さっているものです。大難を当然受けるべき運命にあっても、大難を小難か無難に、修正して下さっているのです。そして心を立派に磨くための、勉強材料だけを残して、一日も早く本心を輝かして、無限の無限の幸せで一杯になれるようにと、涙ぐましいほど献身的に、守り導いて下さっているのです。それなのに自分の思い通りにならなかったら、救済の神さまを無視したり、悪しざまに罵倒するのです。どれほど恩知らずなことか計り知れないものがあるのです。




 お祈りをするようになってから、運命が悪くなったと文句を言う人も多いのです。それはお祈りの仕方が間違っているのです。またお祈りとはどういうものか、その正しい意義を理解していないのです。正しくお祈りを積み重ねたら、必ず業想念を消し去って、心を安らかにして下さるのです。本心が輝いて、幸せは大きくなってくるのです。また大難を小難か無難に、必ず修正して下さるのです。お祈りに導かれたのは、自分の未来に現実化しようとしている、悲惨な運命を前もって修正する為なのです。業想念を大きく積み重ねたら、空の黒雲が雨となって消えるように、業想念の自らの重みで自壊して、悲惨な運命と現れて消えることになっているのです。




 お祈りを一心にすれば、太陽の強烈な光が、雲散霧消させるように、雨になる前に、業想念の黒雲を消し去ることができるのです。一心に祈り続けていれば、必ず大難も無難に済ましてもらえるのです。もしお祈りが足りなかったり、消すべき業想念が多ければ、消し残した業想念が、小難となって出て来るのは、当然のことです。小難が出て来ても、文句が言えた筋合いでは無いのです。折角教えてもらったお祈りを、自分自身が一心に実行しなかった結果なのです。




 お祈りの効果は、お祈りを実行する本人の上に、顕著に現れるのです。先ず本人の本心の心が、大きく輝くのです。次にそのお祈りがし易いように、励ましたり、助けたりした人が、大きく助けてもらえるのです。




 お祈りの邪魔をしたり、お祈りを悪く言ったり、お祈りをしている人を悪く言えば、逆効果になるのです。




 助けてもらえないだけでは無く、大きな災いを招くことになるものです。何故ならお祈りをすることによって生じる筈の、大きなプラスを奪ったことになるからです。奪えば、奪われるのです。