ありがとうございます 神書 3-24   無限の無限の安らぎが一杯!

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善は善を呼び、悪は悪を呼ぶ


 「積善の家には必ず余慶あり、積悪の家には必ず余殃あり」という教訓は、善を積み重ねて来た家庭には、必ず慶びごとが満ち溢れ、悪を積み重ねて来た家庭には、必ず災いが満ち溢れている、という因縁因果の法則を示しているのです。


 家・家庭とは、その人の生活空間・環境・世界を指しているのです。




 心の無限に広い人は、宇宙という大きな家に住んでいるのです。


 心の狭い閉鎖的な人は、小さな牢獄の家に住んでいるのです。


 その人の家(世界)に、無限の幸せ・無限の喜び・無限の感謝等々が満ち溢れているならば、その人は過去世から現在にかけて、必ず善い言葉・善い思い・善い行いを沢山積み重ねて来ているのです。


 その反対に、幸せ・喜び・感謝等々が少なかったり、七難八苦の災難・苦難が満ち溢れているならば、その人は過去世から現在にかけて、必ず悪い言葉・悪い思い・悪い行いを沢山積み重ねて来ているのです。




 善は善を呼び、悪は悪を呼ぶのです。善を積み重ねたら、大きな善になるのです。悪を積み重ねたら、大きな悪になるのです。


 善なる生き方は、神さまの無限の無限の祝福を受け入れるのです。


 悪なる生き方は、神さまの祝福を拒絶するのです。




 不幸の根本原因は、常に『無知』に在るのです。本当の積善とは何か?自分勝手にこれが善なのだと思い込んでいても、本当の善でなければ、真実の幸せは掴めないのです。




 本当の善を積む生き方とは、神さまの無限に素晴らしい働きを、賛嘆することです。神さまからの無限の恵みを、感謝を深めて受けることです。嬉しい!楽しい!有り難い!と、無限の喜びを表現することです。無限の無限の幸せを掴む為の、本当の積善・陰徳の積み方とは、みんなを無限の無限の幸せで一杯にする為に、陰(みんなの気付かない所)の偉大な働き(徳)をして下さっている、神さまに深い感謝を捧げることなのです。




 神さまがすべてのものを生かし、すべてのものを立派に育て上げ、すべての必要なものを与えて下さっているのです。人が努力して何かをする場合も、神さまが『させて下さっている』のです。




 自分がこんなに苦労して、一所懸命に働いて、これだけのことをしてやったのに、というような恩きせがましい善行為は、決して人を幸せにするものでは無いのです。


 それは純粋な神さまの愛の働きではなく、我の強いマイナスの働きが加わったものだからです。誰もが反発して逃げ出ししたくなるのです。




 宇宙の一切を生かし・育て・進化・向上・発展させているのは、神さまの神秘的な偉大な愛の力なのです。その根本を忘れて、我を主張するから、調和が乱れるのです。無知(迷妄・業想念)が調和を乱しているのです。神さまの絶対の愛・至慈至愛の働きに、深い感謝を捧げて生きることが、一番の善なる生き方・積善・陰徳を積むことなのです。