ありがとうございます 神書 3-14   無限の無限の安らぎが一杯!

神書目次へ

心の王国を正しく支配するということ


 心の王国を正しく支配せよ! 自分の心の王国を支配できるのは、飽くまでも自分自身なのであって、他の何者でも無いのです。


 自分の心を、業想念の心で暗黒に曇らせるのも、神さまの全徳の無限の無限の輝きをもって彩るのも、結局は自分自身の自由意志によって決定されるのです。


 他に責任を転嫁しても、支配権を他に委ねても、その決断は自分自身がしているのですから、すべての最終責任は自分自身が負うことになるのです。だからこそ自分自身で、自分の心の王国を、正しく支配しなければならないのです。


 酒飲みが酒を飲み過ぎて、酒に呑まれるようになっても、その全責任は酒飲み本人に在るのです。


 人が自分勝手な想念感情を起こし、業想念を積み重ね、その奴隷に陥っても、結局はその人自身の自由意志によって決定されているのです。




 心の王国を光輝かせる為には、常に謙虚な心で(マイナスの極に立って)、すべてを光一元に仰ぎ見て、神さまの全徳の無限の無限の輝きを、感謝を深めて受け続けてゆくことが大切なのです。


 感謝の心(光の心)を呼び起こすことを忘れ・怠る時には、業想念の心(闇の心・五欲の心・煩悩の心・想念感情の心)が忍び寄って来るのです。




 感謝の心・本心の心を生きるのが、呼吸のように最も自然な生き方なのです。生かされるままに・与えられるままに・すべてを神さまの計らいに任せ切って、感謝一筋に生きるのが、心の王国を最高に輝かせる生き方なのです。


 感謝一筋に生き続けた心からは、どのような境遇に置かれても、例え地獄に落とされようとも、感謝の心だけが湧き出て来るのです。




 反対に感謝を忘れ、業想念の心で一杯になった心からは、例え極楽に置かれても、業想念の心だけが飛び出して来るのです。ちょうど蜂の巣をつついた時のように、ちょっとしたきっかけで、蜂の大群が飛び出して来るように、業想念の心が飛び出して来るのです。




 今どのような運命・境遇・環境に置かれても、本心の心(謙虚な心・感謝の心)を生きようとすれば、すべてをプラスにプラスに受け入れてゆくことができるのです。


 プラスに受け入れるということが、徳(神さまの全徳の無限の無限の輝き)を積むことなのです。


 それが心の中では貯金となって、利息が付いてどんどん殖えてゆき、心の幸せを保証してくれるのです。


 逆に業想念の心(高慢な心・責め裁く心)を生きようとすれば、すべてをマイナスにマイナスに受け入れてゆくことになるのです。


 マイナスに受け入れるということは、自分の心の中にマイナス・損害・借金を積むことなのです。


 高利が付いて大きくその借金が膨らんでゆくのです。その結果、心はいつも七難八苦の状態に陥ることになるのです。プラスに受け入れる者は幸福となり、マイナスに受け入れる者は不幸となるのは、厳然たる宇宙の法則に拠るのです。