ありがとうございます 神書 3-13   無限の無限の安らぎが一杯!

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思う通り、言葉の通りに成ること

 『思う通りに成る』『言葉の通りに成る』のです。これは宇宙を貫く、厳然たる法則です。誰一人として、この法則の外に出ることはできないのです。法則というものは、常に厳正かつ公平無私なのです。現在の自分の心境・運命・境遇というものは、過去の自分の言葉・思いの総決算として現れているのです。




 すべては自分の思い通りに・言葉通りに成っているのです。未来の自分の心境・運命・境遇というものも、過去のすべてに、今の自分の言葉・思いをプラスしたものの、総決算として現れて来るのです。もし自分の心境・運命・境遇を本当に改善したいのであれば、プラスの善なる言葉・思いを、真剣に加え続けてゆけば良いのです。一刻も早く大きく改善したいのであれば、他力の助けも受けるようにしてゆくことです。




 人はすべて、本心という自由自在心を持っているのです。空想力を持っているのです。自在応変の力を持っているのです。マイナスの極にあっても、プラスの極の姿を、言葉にし、思うことができるのです。地獄のどん底に落ちても、極楽を言葉にし、思うことはできるのです。戦乱の真っ只中に置かれても、完全平和を言葉にし、心に完全平和を思い浮かべることはできるのです。病苦の中にあっても、無限健康を言葉にし、元気な自分を思い浮かべることはできるのです。眼前の移り変わる姿とは別個に、神さまの最高表現を言葉にし、思うことは可能なのです。




 人は本心の心に宿っている、草薙の剣の威力を発揮することによって、どんな難問題でも、快刀乱麻を断つが如くに、解決することができるのです。草薙の剣とは、X(クスナリ)の剣であり、マイナスの極から絶対の中心に戻り、プラスの極を現す力のことです。真(まこと)の祈りの力のことです。




 過去を言葉にせず、過去を心から放し、今新たに放射されている神さまの全徳の無限の無限の輝きを、祈り言葉を駆使し、心に光一元に感受してゆくことが、真(まこと)の祈りの要諦なのです。真(まこと)の祈りには、絶大無比の力があるのです。過去に積み重ねたマイナスの言葉・思いがどれほど無限に多大なものであっても、真(まこと)の祈りの前には、太陽の前の霜のようなものです。




 人は誰でも、真(まこと)の祈りを祈ることができるのです! できると思えば、できるのです! できるという言葉を使えば、できるのです!




 『天照大御神 今ここに 在します! 新たなる全徳の無限の無限の輝きが一杯! ありがとうございます!』という祈り言葉を駆使することによって、神さまの絶対の中心に融け入ることができるのです。




 真(まこと)の祈りは、天地の呼吸です。真(まこと)の祈りは、神と人との交流です。過去を放し、新たに受けることが、自分のすべてを与え尽くして空っぽになり、謙虚な心になって神さまの愛を素直に受け入れることが、真(まこと)の祈りの姿なのです。