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宇宙の大道とは宇宙絶対神の「大愛」そのもの


 「道」とは、離れ離れのものを一つに繋ぐもの、宇宙全体に満ち満ちているもの、宇宙の法則・真理・道理、真理を教え導くもの、愛の働き、愛そのもののことです。


 宇宙の大道とは、宇宙絶対神の「大愛」そのもののことです。またその大愛の働きや、本心(愛の心)の自由自在な働き・歩みによってできる軌跡・足跡を指し示しているのです。


 すべて愛の存在するところ、愛の交流されるところが道なのです。




 この「愛」とは、




 ①神我一体感・自他一体感・神聖恋慕の心です。




 ②業想念を消し去り、本心を拝み出す、赦しの心です。




 ③対者の本心が喜ぶように、自分のすべてを、一切の報いを求めずに、与え尽くす、思いやりの心です。




 ④対者の本心の自由意志を尊重して、その願い・思わくを生かそうとする、寛容の心です。




 武道(合気道・剣道・柔道・空手道・相撲道……)にしても、芸道(華道・茶道……)にしても、その他どんなものも、何々道と付くからには、そこには愛の心が燦然と輝いていなければならないのです。愛の心(本心)が燦然と輝くようにならなければ、道を標榜する資格は無いのです。




 愛の心(本心)引き出し、輝かすことが、それぞれの道の真(まこと)の目的です。


 従っていろいろな型を習うのは、わがままな業想念の悪癖を消し去って、素直な心・謙虚な心・本心の心を引き出す為です。進歩・向上・上達を目指して、より高い目標に挑戦するのは、全力を出し・限界を破ることによって、本心の自分を引き出し易くする為です。


 そして本心の自由自在な心になって、独自のいのちの最高表現がとれるように、それぞれの道の仲間同士が仲良く助け合い・励まし合って、本心開発(最高の悟りを開く)への道を歩む為なのです。


 これが逆になって型に縛られたり、他より抜きん出て優越感(虚栄心)に浸っているようでは、本心開発(真実の悟り)の道とは正反対になってしまうのです。




 人生の真(まこと)の目的は、本心開発です。


 何事をしていても、本心開発に繋がらないものは、間違った道に迷い込んで、時間の無駄遣いをしているのです。

 一刻も早くそのことに気付かなければならないのです。


 業想念の心を幾ら喜ばしても、真実の幸せを手中にすることはできないのです。本心の自覚が深まり、本心が燦然と輝き、日に日に幸せが増大してゆくのでなければ、何事をしていても、どこかに間違いがあるのです。今一度初心にかえって点検し、間違いを正す必要があるのです。




 ①本心と業想念の区別をはっきりとさせ、


 ②常に本心の側に立ち、


 ③限界を打ち破る時のいかなる苦痛も、業想念の消し去られる姿であると見て、


 ④明るい喜びの心で、神さまから流れ入る全徳の無限の無限の輝きを受け入れ、


 ⑤本心の自分を最高に輝かせてゆくことが大切なのです。