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心を最高のプラスに変えるには

 現実に見えるマイナスは、自分の心の投影であるから、現実のマイナスを変える為には、先ず自分の心をプラスに変えなければならないのである。現実のマイナスに囚われていては、現実のマイナスの姿に影響されていては、現実のマイナスをそのまま心に受け入れていては、心は現実のマイナスの奴隷状態である。それでは心をプラスに大きく変化させることが出来ないから、現実のマイナスがいつまでも続くことになるのである。現実のマイナスを掴んだままでは、心をプラスに変化させることは出来ないのである。現実のマイナスを無視し続けることが、心にマイナスを増加させない為には、必要なのである。そして現実のプラスだけを選んで、それを心に受け入れることが、心をプラスに変える為には必要なのである。即ち現実のマイナスは数えないで、プラスのみを数える生き方が、心をプラスに変化させる生き方なのである。更には積極的にプラスのことを想像・空想して、心のマイナスをプラスを想像・空想することによって打ち消してゆくのである。心に夢を・希望を・理想をしっかりと描くことによって、心のマイナスを大きく消し去ることが出来るのである。

 真(まこと)の祈り・真(まこと)の感謝は、現実を完全に無視して、心に神さまだけを・神さまの全徳の無限の無限の輝きだけを受け入れてゆくのである。神さまの無限の無限のプラスを心に受け入れることによって、速やかに、心のマイナスをプラスに置き換えてゆくのである。それによって奇跡的な心の変化・現実の変化が可能となるのである。マイナスの中にあっても、プラスのみを思える心を練磨することが、何よりも大切なのである。地獄に置かれても、極楽をしっかり思える自分が、病苦の中にあっても、無限健康を思える自分が、戦乱の真っ只中にあっても、完全平和を思える自分が、本物の自分・本心の自分である。真(まこと)の祈り・真(まこと)の感謝がどれだけ深まったかを評価するには、自分をマイナスの中に置いてみて、どの程度プラスのみを思えるようになったかで、判断すればよいのである。
 マイナスの中にあっても、プラスだけを思える自分になる為には、常に常に、プラスだけを思う練習を積み重ねる必要があるのである。一意専心・一心不乱に・精神集中して、最高のプラスである祈り言葉を唱え続ける練習が必要なのである。「みんな悟っている! みんな祈っている! みんな救われている! みんな無限の無限の幸せで一杯! みんな全徳の無限の無限の輝きで一杯! みんな天照大御神! ありがとうございます!・・・」
 自分の心を最高のプラスに変えることによって、最高のプラスを・神さまを感受できる自分になるのである。現実世界が壊滅しても廃墟になっても、常に永遠常楽の無限の無限の幸せを感受できる自分になることが、何よりも何よりも大事なのである。


 ありがとうございますと唱えて、すぐ良い結果が出る人と出ない人があるんです。みな原因はちゃんとあるんですね。神さまは「ありがとうございます」と唱えたときは必ず救いに入っているのね。その救いかたが神さまと人の考えとはちょっと違うんです。神さまは必要なことを的確にしてくださる。心にたまったものを消そうとするときに、どんどん浮かび上がらせて消そうとするんですね。浮かび上がったときに、いろんなマイナスの姿をとるときがあるんです。ありがとうございますと唱えているのに、ますます悪くなったというのは、見方が部分に捉われたり中途半端なんですね。感謝というのは徹底してプラスにプラスにみて、神さまの愛を受け入れることなんです。感謝が無限に深まるという意味では低い番組から順番に歩むのもあるんで、それも感謝の勉強として、喜んでいくほうがいいですね。

 心の状態が、青空に太陽が輝くように感謝が湧き上がるのが一番幸せな状態ですね。現実の表面の形が良くなるのを喜ぶのは、まだまだ浅い感謝です。大難を小難無難に済ましてもらっているのを気づいて、感謝できたらもっと幸せですね。