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 神さまへの奉仕とは、神さまの御心を現実化する為の、徹底したプラスの生き方です。プラスの言葉のみを駆使し、何事もプラスにプラスに思い返し、一寸でもプラスの働きを積極的・前向きに加えてゆくことが、神さまのお役に立つことなのです。それは祈り言葉を駆使して、新たなる全徳の無限の無限の輝きを、しっかりと感受することです。そしてすべてを光一元・善一元・プラス一元に仰ぎ見て、心にプラスだけを吸収することです。更には業想念のマイナスの惰性を相手にしないで、少しでもプラスヘプラスへと、積極的に前進することです。

 感謝一筋に、喜び勇んで、全力を尽くすことが、神さまへの奉仕(恩返し)になるのです。神さまへの奉仕によってのみ、自我(古い自分)が消し去られ、本心(新しい自分)が輝き出て来るのです。神さまへの奉仕を忘れたら、古い自分(自我)が蓄積されて、いずれは七難八苦で一杯になるのです。神さまへの奉仕が無ければ、業想念の心(自我)を消し去ってもらえない分だけ、真実の幸せ(本心の自覚)から遠ざかっているのです。もし真実の幸せ(本心開発・悟り)への願いが起きたならば、100パーセント徹底して、神さまへの奉仕に生きようとすることが大事なのです。

 業想念の心の自分には、利己主義的な・マイホーム主義的な、小さな生き方が正しいと思えるのです。反対に本心の心の自分には、博愛主義的な・神愛主義的な、大きな生き方が正しいと思えるのです。業想念の心(自我・五欲)の自分には、何でも自分の思い通りになることが、一番の幸せであると思えるのです。本心の心の自分には、神さまの御心に素直に従うことが、一番の幸せであると思えるのです。それで業想念の心の自分は、自我の願いを最優先して、『求める心』を生きようとするのです。本心の心の自分は、神さまの願いを最優先して、『与える心』を生きようとするのです。

 与える心はそのまま、プラスを与える生き方です。求める心は、他からプラスを奪う、マイナスの生き方です。少しでも求める心を起こせば、マイナスを与えることになって、必ずそのマイナスは大きくなって、与え返されて来るのです。ギブ・アンド・テイクも、求める心が少しでも有れば、マイナスの生き方に成るのです。一切の報いを求めないで、与え切りに与える生き方なら、感謝で受けるプラスの生き方に成るのです。

 自分自身の真実の願いは、一体どこに有るのかを、常に明確にしてゆくことが大切なのです。自我を否定する助言・苦言を、マイナスに受けているようでは、本心の自分は瀕死の重症なのです。本心の自分を本当に生き返らす為には、苦い薬(自我を否定する言葉)でも、喜んで受け入れてゆかなければ、間に合わなくなってしまうものです。