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 過去世に積み重ねた無限の想念感情は、業想念という厚い黒雲となって、本心の自分を覆い隠しているのです。天空に輝く太陽のような本心の心も、地上を覆う厚い雨雲のような業想念の心に邪魔されては、この世(肉体)にまで、その光を届けることができないのです。その為に地上には七難八苦の嵐が、容赦なく襲いかかって来るのです。どうすれば真実に救われ、地上天国が実現するのでしょうか?

 真実に救われる為には、業想念の心をすべて、消し去ることが必要なのです。業想念の心の奴隷になって、業想念の心を生きていては、業想念の心を更に積み重ねるだけです。救済の神々(守護の神霊)の大きな助けによって、本心の心(一筋の光)を引き出してもらった、その一瞬のチャンスを活かすことが大事なのです。チラッと本心の心が輝き出て来た時に、正しい救われの道に気付くことができるのです。その気付いた時に、自分自身を救われの道に乗せることができたら、後は自然に善くなってゆくのです。ところが実際には、過去に執着し、現実に未練を持って、後で後でと先送りした為に、折角のそのチャンスを逃してしまうのです。そして本当にそのチャンスを活かせるのは、万人に一人から億人に一人になってゆくのです。

 業想念のゴミを焼く場合に、無限の業想念のゴミの山に火を付ける方法と、ゴミの焼却炉に運んで、少しずつ焼いてもらう方法があるのです。ゴミの山に火を付けたら、地獄の苦痛を味わうことになるのです。ゴミの焼却炉(救済の神々)に運べば、苦痛を味わうことなく、消し去ってもらえるのです。自分のすべてを、救済の神々に託してゆけば、無限の業想念も、速やかに・確実に、消し去ってもらえるのです。

 神さまへの感謝行、神さまへの全託行、神さまへの絶対奉仕は、無限の業想念を消し去ってもらう為の、唯一無二の易行道なのです。神さまに自分のすべて(いのち)を捧げ尽くせば、無限の業想念も消し去ってもらえるのです。神さまに捧げた分だけが、消し去ってもらえるのです。外からの助けには、業想念が付いて来るものです。内からの助けが、本当の神さまの助けなのです。自分の心の中の業想念を少なくしてゆく為には、徹底した感謝と報恩の行が必要なのです。与えて与えて与え尽くす生き方と、すべてを感謝一筋に受けてゆく生き方が、業想念の縛りから自由になる方法なのです。

 神さまへの絶対奉仕に生きる者のみが、真実に救われてゆくのです。何時までも利己主義・マイホーム主義的な生き方をしていては、癌細胞のような一時的な栄えは有っても、必ず滅んで地獄の苦痛を味わうことになるのです。神さまと共に生きて、神さまから自然に与えられる幸せだけが、崩れない本当の幸せなのです。