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 神さまへの絶対奉仕は、本心開発・悟りへの最短コースなのです。自分のすべてを捧げ尽くして、無条件で神さまに仕え奉るのが、神さまへの絶対奉仕です。神さまの御心に帰一・随順・奉仕すれば、必ず神さまの助けを大きく受けることができるのです。神さまの助けを大きく受けることができた時に、過去世の無限の業想念を消し去ってもらえるのです。そして神さまの御用に使っていただいて、徳(大きなプラスの働き)を積むことができるのです。徳とは、神さまの御心を行ずること、即ち神さまの働きそのものなのです。徳を積むことが、本心を開発すること、本心を輝かせることになるのです。

 神さまへの絶対奉仕には、(1)謙虚さ、(2)素直さ、(3)真剣さ、(4)責任感、(5)使命感が大事なのです。神さまに好かれる心・本心の心を生きてこそ、神さまの助けを大きく受けられるのです。本心の心をしっかりと生きれば、神さまへの絶対奉仕になるのです。本心の心を前向きに・積極的に生きようとすれば、神さまへの絶対奉仕になってゆくのです。本心の心を生きようとしていたら、決して業想念の心に負けることは無いのです。本心の心を生きるのを忘れるから、業想念の心の奴隷に陥るのです。

 謙虚になる為には先ず、自分のすべては、神さまから与えられたものばかり、ということに気付くことです。傲慢さ(高慢と卑下慢)は、神さまの恩愛を無視し・拒絶するところから生ずるのです。すべてをプラスに、感謝一筋に受けてゆこうとすれば、謙虚に成れるのです。素直になる為には先ず、自我の心(過去に積み重ねた業想念の心)を捨て去ることです。過去の体験・経験に立脚して、自我の心を生きようとしていては、決して素直には成れないのです。過去の一切を、神さまにお返しすれば、自我の心を消し去ってもらえて、素直になれるのです。すべてを神さまから、一瞬一瞬新たに、受け直すことが、本当の素直な生き方なのです。真剣になる為には先ず、古い自分を神さまにお返しすることです。古い自分を捧げたら、引換えに、新しい自分を受け直せるのです。自分のすべてを引換えにすることが、『命懸け』なのです。そうすれば『今』の一瞬一瞬に、無限の無限の価値を見出して、大事に生きることができるのです。

 責任感の有る所に、神さまの助けは降りて来るのです。一切の責任を自己に帰す者が、神さまの全知全能を継承できるのです。そして大きな能力を発揮して、どんな難問でも解決できるのです。責任逃れの生き方は、神さまの助けを拒絶し、大損をしているのです。自分の命を神さまの御用に使っていただいている、という感謝と喜びが、本当の使命感なのです。『神、我を通して働き給う』という自覚を深めてゆくことが、神我一体・悟りを深めてゆくことになるのです。