ありがとうございます 神書

神書目次へ

 正しく成る、本物に成る、完成する時代がやって来たのです。感謝の真祈りに応えて、宇宙絶対神の大きな働きが天下って来たのです。『唯一無二』なるものが、『無限』に分かれ、その分かれたものが、再び融合一体化して、一つの意志によって統一される時に、一大調和の姿を現すのです。これまでは『無限』に分かれた部分部分は、自己完成を目指して努力して来たのです。他を省みること無く、先ず自分自身の完成の為に、全力を尽くすことが必要だったのです。しかしこれからは小さな部分の完成では無く、大きな全体の完成に向けて、みんなが協力する時代になって来たのです。

 白色の光(唯一無二)が七色の光(無限)に分かれ、その七色の光が協力し合って、一つの意志の下に、織り成す光の綾模様こそが、至美至妙の最高表現と成るのです。赤色の光がいつまでも、白色の光の中に止まっていたら、赤色の光としての個性を発揮することはできないのです。赤色の光は、赤色の光としての個性を、先ず最大限に発揮できるようになることが必要なのです。そして次にその個性を、全体の中で最高に生かしてゆくことが大事なのです。

 部分としての自我の心を生きる時代は終わり、全体としての神我の心を生きる時代になって来たのです。葉っぱを貪り食う青虫の時代から、脱皮して、花から花へと花粉を媒介する蝶の時代になるのです。求める心の生き方を卒業して、与える心を生きるようになるのです。業想念の心の生き方から、本心の心の生き方へと、自然に変化してゆくのです。ボランティア(奉仕者)の時代になって来たのです。求める心は地獄を生み出し、与える心は極楽を生み出すのです。自分のすべて(いのち)を与え尽くすことに、大きな喜びと生き甲斐を感じる時代になって来たのです。

 自分の個性を発揮し、自分の天命(天からの使命)を生きて、世界全体の大調和に貢献してゆくのです。人間だけでは無く、動物も植物も鉱物も、地球全体が一つの生命体として、美しい生命の花を咲かせるのです。みんなが褒め讃え合い、感謝し合い、喜びを表現してゆくのです。自我の心を死に切って、神さまの意志に素直に従うことが、本当の幸せであることに誰もが気付くのです。

 『君が代は千代に八千代にさざれ石の巌となりて苔のむすまで』が、実現するのです。宇宙絶対神の創造は無限に無限に展開して、すべての部分が一つの意志に統べられて、宇宙全体が一大調和し、生命の花が最高に美しく咲き続けるのです。神さまの最高表現が、新たなる全徳の無限の無限の輝きが、天照大御神が現前するのです。色即是空、空即是色の真理が、みんなの心の中で、花開き、実を結ぶのです。