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 肉体は本来 神さま(本心)の使い給う道具であり、器であり、宮である。心が空(神の御心のみを受け入れる状態)になれば、神(本心)入り来りて、その肉体を真・善・美・聖を現すために使い給うのである。それでは心を空にするにはどうすればよいのか? それは守護霊・守護神に一切を任せ、感謝し続けることである。過去世から積み重ねて来た業想念は無限無数無量のものである。それら一切の業想念のすべてを浄め、消し去るということは、守護霊・守護神の大きな大きな愛の働きが無ければ不可能なことである。この世にどのような七難八苦が現れてこようとも、すべて業想念を速やかに消し去るために、守護霊・守護神が大難を小難に軽く軽く済ませて消し去ってくださる愛の働きであると、心の底から喜び感謝し続けることが何よりも大切なことである。

 守護霊・守護神の愛の働きを信じて感謝できる心は本心の心である。現在の自分の心の状態が無限の業想念で一杯で真っ暗闇に思えても、守護霊の愛を信じて感謝することができるならば、そこには本心(宇宙神・守護神・守護霊)の光が射し込んで心を明るく照らしてくれているのである。始めは蝋燭の灯のような小さな光で心全体を明るく照らすことができないかも知れないが、感謝の積み重ねに比例して、だんだんとその光は明るさを増して、無限の大光明に変化してゆくのである。そうなれば一切の業想念は消え去って、心は空になり、神(本心)入り来たりて、本心の自分として自由自在に明るく楽しく幸せ一杯に生きることができるのである。

 この世に神の国(地上天国)を実現させるには、本心の自分が自由自在にこの肉体を使って、真・善・美・聖を表現してゆかなければならないのである。この大切な肉体をいつまでも業想念の奴隷にしておいてはならないのである。一日も早く 本心こそが真実の自分であると思い返して、業想念を自分としてつかむのを止め、守護霊・守護神に一切を任せて感謝し続けることによって、すべての業想念を消し去ってもらい、この肉体の場に本心の無限の大光明を輝かせてゆかなければならないのである。業想念{五欲(財欲・名誉欲・色欲・食欲・睡眠欲)、三惑(むさぼり・いかり・おろかさ)等々}をつかんでその奴隷となり、七難八苦を引き寄せて地獄絵図を描くのは愚かしいことである。この肉体の場に本心(神の御心)を輝かせてゆくことが、即ち 神の愛を・神の知恵を・神の生命を輝かせてゆくことこそが、真実の人生の目的なのである。そのためには何よりもまず、徹底感謝の心で神の御心(神の愛・神の知恵・神の生命)を受け入れてゆくことである。ありがとうございます。ありがとうございます。ありがとうございます。・・・・・・・