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平和運動(村人の心得)→村人の心得
平和運動(村人)の心構え
平和運動(村人の心得)は、自分自身の心を本当に平和な状態にする為の、具体的な実践活動である。
本当の心の平和とは
(1) まず第一に、自分自身が本心の立場に戻ることである。
(2) 神さまの絶対世界は完全平和であることを、信じ且つ知ることである。
(3) 表現の相対世界も平和一元の世界であることを確認することである。
(4) 本心の自覚が蘇ってこそ、絶対の完全平和も相対の平和一元も感得できるものであるから、一人残らず皆の心を本心の立場に戻す為に、徹底的に本心を拝み出すこと。
何を実行すればよいのか
(1) “本心とは何か”をしっかり学んで知ることである。
(2) 正しい祈りを実行して、本心の自分を引き出すことである。
(3) 皆で学習会を開いて、繰り返し繰り返し学ぶことによって、信を深めることである。
(4) 心を合わせて祈り、拝み合うことによって、効果を何倍にもすることができるのであるから、集団の祈りを積極的に活用することである。
(5) 真理(幸せ)の無尽灯は、与えれば与えるほど大きく輝くものであるから、自然に・愛他の心で・前向きに・積極的に、今自分の持っている善きものを与え尽くすように心がけることである。
(6) 真理の言葉は魂の糧であり、本心も真理の言葉によって引き出されてくるものであるから、真理の言葉の普及に全力を尽くすことである。
(7) すべて神さまの御心のままに!と謙虚に謙虚に、祈りながら実践すること。
古神道では、“神さまへの絶対奉仕が真の悟りへの道”である。神さまの御心は皆の幸せの実現にあるのだから、皆の本心の自覚が深まるように、徹底して活きることである。仏教においても、六波羅蜜(布施・持戒・忍辱・精進・禅定・般若)の実践が悟りへの道である。布施行(報いを求めずに、喜んで、与え尽くす)には三種あり、財施(自分の持っている善きものを他に施す)・法施(真理を教える、真理の言葉を普及する)・無畏施〔真実の祈りによって、業想念(恐怖)を取り除き、本心(安心立命)の自覚を与える〕の与え尽くす生き方である。与え尽くすことによって自分が無になり、悟れるのである。