ありがとうございます製本予定原稿集で使ったHTML等は菊地さんのサイトで勉強しました。菊地さんありがとうございます

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業想念(ごうそうねん)・五欲(ごよく)・七難八苦(しちなんはっく)の心(こころ)というのは、過去(かこ)・過去世(かこせ)における借(か)り・借金(しゃっきん)なのです。自我(じが)の思(おも)い・願(ねが)いの強(つよ)い人(ひと)は、借(か)り・高利(こうり)の借金(しゃっきん)の多(おお)い人(ひと)なのです。自分(じぶん)の思(おも)い通(とお)りに・願(ねが)い通(とお)りに生(い)きようとするのは、さらに心(こころ)に高利(こうり)の借金(しゃっきん)を積(つ)み重(かさ)ねる生(い)き方(かた)です。どんな借金(しゃっきん)もしてはいけないのです。借金(しゃっきん)はしない方(ほう)が良(よ)いのです。ましてや贅沢(ぜいたく)の為(ため)の借金(しゃっきん)は大(おお)きな間違(まちが)いなのです。
無責任(むせきにん)な・狡(ずる)い・怠(なま)けた生(い)き方(かた)は、借(か)りを増(ふ)やして、心(こころ)に業想念(ごうそうねん)を蓄積(ちくせき)するだけです。他(た)からの借(か)りは、本心(ほんしん)を(太陽(たいよう))を覆(おお)う業想念(ごうそうねん)(黒(くろ)くも)になるのです。本心(ほんしん)が隠(かく)されたら、神(かみ)さまとの一体感(いったいかん)も幸(しあわ)せも喜(もよろこ)びも安(やす)らぎも、消(き)えてしまうのです。そして七難八苦(しちなんはっく)や地獄(じごく)の苦痛(くつう)となって現(あらわ)れて来(く)るのです。高利(こうり)の借金(しゃっきん)は、一日(いちにち)も早(はや)く返(かえ)すのが良(よ)いのです。何(なに)もしないでほっておいたら、雪(ゆき)だるま式(しき)に増(ふ)えるのです。借金返(しゃっきんがえ)しもしないで、幸(しあわ)せに成(な)れる道理(どうり)はないのです。
 思(おも)いに生(い)きる・求(もと)める心(こころ)を生(い)きるのは、借(か)りを増(ふ)やすのです。徳(とく)を積(つ)まなければ、幸(しあわ)せに成(な)れないのです。徳(とく)を積(つ)んで借(か)りを返(かえ)すのが、本当(ほんとう)の借金(しゃっきん)返(がえ)しです。七難八苦(しちなんはっく)や地獄(じごく)の苦痛(くつう)を味(あじ)わって、借金(しゃっきん)を免除(めんじょ)してもらっても、本当(ほんとう)の借金返(しゃっきんがえ)しではないのです。借金(しゃっきん)が一時的(いちじてき)に減(へ)っただけで、苦痛(くつう)は永遠(えいえん)に付(つ)きまとうのです。
 過去世(かこせ)の無限(むげん)の借金(しゃっきん)も、神(かみ)さまのお手伝(おてつだ)いに生(い)きることによって、肩代(かたが)わりして消(け)してもらえるのです。神(かみ)さまへの感謝(かんしゃ)に生(い)きる・恩返(おんがえ)しに生(い)きる・お手伝(おてつだ)いに生(い)きることが、一番楽(いちばんらく)な借金返(しゃっきんがえ)しの方法(ほうほう)なのです。ただその場合(ばあい)にも真剣(しんけん)さが必要(ひつよう)なのです。甘(あま)い生(い)き方(かた)では、神(かみ)さまの助(たす)けを受(う)けることはできないのです。いのちがけで全力(ぜんりょく)を出(だ)し尽(つ)くせば、神(かみ)さまの心(こころ)を動(うご)かすことができるのです。そうすれば頼(たの)まなくても、神(かみ)さまの方(ほう)から助(たす)けに来(き)て下(くだ)さるのです。
 他人(たにん)の助(たす)けを受(う)けないと息巻(いきま)く人(ひと)は、無人島(むじんとう)で生活(せいかつ)すれば良(よ)いのです。それでも神(かみ)さまへの感謝(かんしゃ)が無(な)ければ、神(かみ)さまのものを無断(むだん)で盗(ぬす)み取(と)った大泥棒(おおどろぼう)です。神(かみ)さまへの感謝(かんしゃ)と他(た)への恩返(おんがえ)しは、幸(しあわ)せに成(な)る為(ため)の絶対条件(ぜったいじょうけん)なのです。この世(よ)でもあの世(よ)でも、与(あた)える心(こころ)を生(い)きる働(はたら)き者(もの)が、幸(しあわ)せに成(な)れるのです。極楽世界(ごくらくせかい)は働(はたら)き者(もの)の住(す)む世界(せかい)です。怠(なま)け者(もの)の住(す)む世界(せかい)は、地獄(じごく)や餓鬼道(がきどう)に成(な)るのです。どのような自分(じぶん)になるかが、この世(よ)の勉強(べんきょう)です。あの世(よ)に戻(もど)れば、自分(じぶん)と同(おな)じような生(い)き方(かた)の「そっくりさん」ばかりの世界(せかい)になるのです。みんなが怠(なま)けて働(はたら)かなければ、必要(ひつよう)なものも何一(なにひと)つとして手(て)に入(い)らないのです。どのような自分(じぶん)に成(な)るのも、自分自身(じぶんじしん)が撰(えら)んで決(き)めるのです。
 

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