3月護摩焚き 河上さんのお話
宇宙神ありがとうございます

2019年3月3日護摩焚き 河上さんのお話

質問①
 呼吸に「宇宙神ありがとうございます」は小声でまたは口パクで唱えてもいいのでしょうか?それと伝授の期間中だと感じますが、大おまけは、いつまで大丈夫なのでしょうか?

 ありがとうございます
また皆さんとお会いできて嬉しく思います。

今の呼吸に「宇宙神ありがとうございます」を籠める籠め方ですけど、これは自由自在にね、やりやすいようにやって頂いたらいいと思います。ただ満員電車の中とかね。人混みで声出してやると、ちょっとこの人おかしいと思われるんで、そのへんは場所を考えてやって頂いたらいいと思います。質問が終わってから、真祈りの伝授の期間とかいうのは、またお話しますので、質問先にお願いします。

質問②
 私のような勉強会やまだ護摩にも参加していない者でも大丈夫なのか教えて頂きますと幸いです。

 真祈りは、時間・空間を超えるんですね。だから「真祈りをしたい」「しよう」と思った時から既にもう悟ってる・救われてる・祈っているなんですね。だから、古い新しいは関係ない。今、来た人と、僕のように54年前に来た人とは同じです。時間的には関係ありません。

質問③
神さまから見たら、虚の世界はマイナスなのでしょうか?真祈り人が増えることによって、神さまの理想とする世界になるのですか?それは、どのような世界ですか?

 これ凄くいい質問なんですね。物質なし、現象なしどうこうっていう、理屈言いの人から見ると、この現世が必要なのか必要でないのかっていうことなんですけども。この現世はね、マイナスではないんです、神さまからみたら。全部プラスです。それはわかって下さい。どういう意味かと言うと、例えばね、この現世の人でも、映画を作る、或はお芝居をつくるとするじゃないですか。シナリオを書いて、映画で色んな着飾って表現してね、或は宝塚のレビューって言うんですか、あるじゃないですか、色んなことがね。それ全部、悲喜劇、色んなプラスやマイナスを織り交ぜて楽しんで終わるじゃないですか。映画でも最後がハッピーエンド終わるのもあれば、終わらないものもありますけど、すべて表現であって、実体ではないんですね。でも、白いキャンパスに絵を描いて楽しんでいるようなものなんですよ。でもそれはマイナスじゃないんです。楽しんでいるんです。だから絵でも色々ありますよね、美しい絵、楽しい絵、怖い絵、寂しい絵ってね、色々ありますけど、それは全部表現を楽しんだだけ。楽しんだ後は「ああ、寂しかったなぁ」「ああ、怖かったなぁ」「ああ嬉しかったなぁ」「ああ、良かったなぁ」だけでいいんですよね。たったそれだけなんです。だから、この現世はプラスとマイナスが拮抗して同時に存在しますので、色んな表現がとれるわけですね。最後は、そのプラスとマイナスが全部一つになって、ゼロになって、泡のように消え去るんです。その最後の消え去るところだけを掴むと、この世はない、物質ない、現象なしって、こう言うちゃうんですね。でもその途中は、表現を楽しんでいるから、あるとかないとかじゃなくて、楽しんでるんです。それね、この世でもそうですけど、永遠のものってないでしょう。例えば、ギターで音楽を奏でる。それ弦をつまんで弾いた時だけ音が出て、後は音が消えていくじゃないですか。この現世といえども、消えていくものなんですよ。それを一瞬一瞬、新たに受け直して表現しているだけ。分かります?だから本当にね、波を楽しんでいるんですよ。川の流れで例えると、川の表面の色んなこう、波立つ姿を見て楽しんでいるんです。或は、静かな池の表面を見て楽しんでいる。ただそれだけで、その池といえども流れてるんですけどね。川なんか分かり易いですけど、もっと流れているわけですね。流れ去っていくものを掴むこともないし、惜しむこともないし、どんどん上から流れてくるものを新たに受けて、その川の表面の流れを楽しんでいるだけっていうのが、この現世なんですね。それはいいとか悪いじゃなくて、楽しんでいるんですよ。それを分かればね、真祈りが楽になるんです。ちょっと難しいかもしれませんけど、本当にね、理屈言いはね、物質なし、現象なしって言うわけですよね。現実無視って言うわけですね。それ、理屈ではそうだけど、じゃあ何で現象があるように感じるの?ていうことなんですよ。そう言われるとみんな答えれない。何故か?それは、この現象の波をね、楽しむために来ているから、あるとかないじゃないです。楽しむために来ているだけなんですね。だから、あるとかないとかの理屈を言い出すと分らなくなる。その楽しむためだけに来てるというのが、よく分かるのが真祈りなんです。真祈りすると、この世はこのままで完全円満完璧大調和であると分かる。完全円満完璧大調和であるけど、あるとかないとかじゃないんです。楽しんでいるんです。映画がそうでしょう。観に行った時は、さもそこにそういうストーリーあるようにして楽しむけど、映画館から出たら忘れるじゃないですか。だからといって、映画はないのかって言ったら、あるじゃないですか。楽しむためにあるじゃないですか。そういう感じなんですね。だから、如何(いかに)に掴まずに喜び続けれるか、だけなんです。

質問④
 護摩焚きの時に一杯の縁者とは誰のことですか?自分だとわかるのですが、詳しく教えて下さい。

護摩焚きの時に来られる方というのは、自分のお祖父さん、お祖母さん、曾祖父さん、曾祖母さんだと思って下さい。それがずーっと続くんですけども。この世っていうのは、この世っていうより、この神さまの世界、神さまのいのちの表れの世界っていうのは、この世もすべてそうなんですけども、全部、重層構造・入れ子構造であって、ところてん構造。つまり切るに切れない。ずーっと繋がっているんですね。だから今、ここに一人の皆さんの肉体がいらっしゃるけども、その後ろには何十億人という縁(えにし)ある人がずーっと繋がってるんです。だから肉体として表現できるんですね。そういう意味です。だから自分の意識では誰もまだ認識できなくても、ずーっと繋がっている、いのちそのものの、すべてのすべてと思って下さい。

質問⑤
 護摩木を書く時に重くなってくるとお聞きしたのですが、どうすればいいですか?

 真祈りすればいいんです。護摩木を書く時に一時的に、こう熱が出たりする人があるんですね。先生がいらっしゃる頃に宇宙船護摩木の登録をして頂いたわけですけども、登録を外してほしいと、しんどいからっていうお話もあったくらいなんですね。
でもそれね、真祈りしてたら、すーっと消えていくものばっかりですのでね。逆に言うと、この七難八苦があった方が大きく消えて良かったと思えれば、もっといいです。そういうものなんですね。だから、この世が楽だから幸せじゃないんですよ。逆に言うと、熱が出るから幸せでもないんです。何があっても幸せ。それを無条件の幸せって言うんです。真祈りしていると、その無条件の幸せが実観(感)できるんですね。だから、痛かろうが熱かろうが、或は楽で幸せであっても、クーラーの部屋で涼しくて気持ちがいいとかね。ストーブがきいてて暖かくて気持ちがいい、とても幸せだし、或は寒い寒い中でバスを待っていても幸せだしみたいなね、そういう感じになるんです。だから、先ず真祈り。自分と神さまと一つに繋ぐだけ。本来一つの自分を自覚するだけなんですけど。先ず真祈りだと思って下さい。何があっても、先ず真祈りなんです。真祈りが最強なんですよ。だから、本当に極端な話で言うとね、パーンと自動車に撥ねられてね、重傷を負って、どんどん出血多量で死んでいくという時に、真祈りしたら幸せなんです。もうこの現世の姿はすべて一番いいような形で出ますから、そのプラス・マイナスの表現で言うとね、「ああ、可哀想だ」ってなるんですけど、その人にとって一番いい、一番いい形が常に出てますので、先ず真祈り最強だと思って下さい。真祈りしながら、極端に言えば、餓死することがあっても「良かった」なんですね。それは、もう色んな過去世からのすべての繋がりの中で、一番いいように神さまがいつもされてます。でも真祈りし続けていれば、できるだけマイナスにならずにどんどん消えるんですよ。形に表さずに消えるんです。だから、護摩木で、ちょっと護摩木を書いてちょっとしんどいぐらいはね、凄く大きく、小さい形に、大きな姿で消して頂いているということだと思って、ある意味頑張って書いて下さい。お願い致します。

質問⑥
 亡くなった母と最後まで心が通じ合わなくて、今でもわだかまりがあるのですが、これはどうしてですか?

 これはね、今のケースなんかは凄く楽なケースなんですね。親子で生まれて、子供を売りとばすっていう家が昔あったし、今でも地球の片隅ではあるわけですけど。それでも先生は、幸せ一杯だと仰るんです。それ何故かって言うとね、過去世で自分が売りとばしてきてるんですね。それを今生でまた売りとばし返すんですけども、真祈りしてないとそういう形で消すしかないんでね、なるんですよ。真祈りしてたから、通じ合わないくらいで済んだんです。とういう感じになっているんですね。常に、常に、一番いい形に神さまはおさめてるんですよ。だから、今は親子の繋がらない意識というお話ですけど、一般の人のほとんどの場合は、地球と意識が繋がらなくなる。地球霊王さまと意識が繋がらなくなると、大地震が起こるんです。でも、それも大地震という形で小さく消して下さっている地球霊王さまの愛なんですね。で、皆さんが真祈りして頂くと、地球霊王さまと心が通じるので、それで大震災も起こらないんですけどね。大きく言えばそういうことです。小さく言えば、そういう親子の関係でも、そういうふうになると。でも、それも一番いい形だったんだと思って下さい。

質問が以上ということなので、今日はね、いわゆる、護摩会場でしか真祈りの伝授ができないのは、もっと詳しく説明してくれという質問がきているし、先生からも、もっとわかり易く言えということなので、もう少しわかり易く言います。

「宇宙神ありがとうございます」って祈るじゃないですか。これね、まだ皆さんは、自分一人が祈っていると思っているんですね。これ肉体人間の癖だから、それ仕方ないんですよ。ところが、この護摩の会場に来てね、「宇宙神ありがとうございます」とみんなと一緒に祈る時は、自分では肉体意識で、肉体、自分一人が祈っていると思ってますけども、この会場全体のみんなが一緒に祈っている祈りになるんです。それ逆に言うと、自分が祈ってるのか、みんなが祈っているのかが融合一体化してわからなくなるんですよ。自覚するしないじゃないですよ。この会場ではそうなる。それが、もっとこの会場が拡がってね、この木の祈り、空気の祈り、水の祈り、全部「宇宙神ありがとうございます」なんですけど、みんなもうこの大地の祈りが全部ね、融合一体化するのが、この護摩の場なんです。そこで融合一体化するのが、真祈りなんですよ。わかります?

すべては完璧なる一つって、真(まこと)の神さまだけなんですね。だから「宇宙神ありがとうございます」って祈ると、全部が祈っているのがわかるし、或は実観(感)なんですよ。その実観(感)なしにその体験ができるのは、この護摩の会場なんです。だから、この護摩の会場に来れば、宇宙一体となった、本当の真祈りが体験できるわけです。で、その体験ができるから、真祈りの伝授ができるんです。真祈りとは何か?
宇宙全体すべてが一つになって「宇宙神ありがとうございます」って祈っているというのを実観(感)して解ることが真祈りなんです。その実観(感)がなくてもここにいてたら、それが体験できるんです。体験できると、真祈りの伝授ができて、自然に実観(感)が後からついてくるんです。だから、この会場に来て頂かないと真祈りの伝授ができないんですよ。

 僕が約50年程前ですけども、先生から真祈りの伝授頂きましたけど、その時は本当にね、喘息で呼吸困難で、もう死にかけていたんですね。その死にかけていても、もう止まりそうな心臓のままでですね、先生のところまで行って、自分はとても真祈りができなくて先生の足を引っ張るだけだからって謝ってですね。もう先生のところに来て邪魔しないようにしますって言うたら、そういう謝り方をしに行ったんですね。で、その時に先生が「アハハ」って笑いとばしてね。「河上さんの本心は祈っているやないか」って仰って、それでハッと解るんですけど、解るのは何でかっていうと、いのち、肉体のいのちが消えかかっていたからです。それって死ぬ時に、なんて言うんですか、真祈りの伝授がおこなわれ易いわけですね。それではみんな死ぬ時しか解らない。それはいかんということで、この護摩を先生が始められたわけです。
護摩の時は、ある意味みんな肉体を死に切っているわけです。死に切って神さまと一つになっている。だから、真祈りの伝授を受けれるんです。だから頑張ってね、親の死に目以外は護摩に行くんだ!ぐらいの気迫をもってきて下さい。
本当にいつまでこれを続けれるかわかりませんけども。

そして、おまけがいつまでかということなんでね。本当はここでお話させてもらってちょうど今、1年目なんですね。本当のことを言いますと、先生との約束は3ケ月だったんですよ。だから6月位だったんです。それが8月までってなって、12月までとなって、この丸1年目の今日までだったんですね。今日になって、急にまた先生の方から「後2年」って仰いましたので、後2年あります。後2年のうちにね。この2年間は本当に、今年入れると後3年ですよね。この3年間というのは本当に大変でね、世界的にも色んな事起こります。
起こる時にその状況に心を入れて、不安がらずに、いつも一番良いようになってるんだって、真祈りに努めて下さい。

今までは「真祈りってどうするの?」「私できないわー」っていうことがあったわけですけど、1年前の今日から、呼吸に「宇宙神ありがとうございます」って乗せるだけで真祈りと同じにするからねっていう先生からのおまけだったわけですよね。このおまけを最大限に活用して、ひたすら呼吸に乗せていって下さい。すると、世界の情勢が日本の国の心としてプラスに移りますので、どんどん良いように変わります。だから、心を揺るがさずにね。

ただ、この3年の間には、日本で色々と大震災はどうしても止めれません。それ何で止まらないか?止めていいものは止めてこいということで止めに行ってます。正直に言いますと。ただ止めてはいけないのが、これからくるんですよ。それ何でかと言うと、それがないと世界が納得しないみたいなとこがあります。でもそれは、その場に来ないと分らないのでね。
ただ、日本で何が起こっても、例えば、まぁ極端だけど、それははないですけど、富士山が噴火してもですね、心を揺るがさずに、真祈りをして下さい。それができる真祈り人が頼りです。先生があてにしていらっしゃっているので、よろしくお願いします。
また来月お会いできることを楽しみにしています。

ありがとうございます

音声はこちらから
https://youtu.be/wKN5qYgk_yw

宇宙神ありがとうございます